背中にきびを治療する方法!にきび跡を残さず治そう!

背中ににきび跡を残さないためには、つぶさないこと、焼かないこと

背中のにきびに悩んでいる人は多いと思いますが、にきびに悩んでいる人と同じくらい、にきび跡に悩んでいるという人も多いと思います。

にきびができても、正しく治療をすればにきびは治って跡になることはありません。しかし、にきびが一度跡になってしまうと治すことが大変難しいと言われています。にきび跡は、クレーターのように皮膚が陥没していまう場合と、にきびの跡が色素沈着してしまう場合があります。どちらにしても、一生残ってしまうような跡になることも事少なくありません。

クレーター状のにきび跡は、にきびによる炎症で皮膚が盛り上がった状態から、炎症が治まった後に組織が収縮することで表面が陥没してクレーター状の跡ができます。逆にケロイドの様に盛り上がってしまうこともあります。この陥没やケロイド状の跡は、にきびの初期段階で治療をし完治させてしまえば起こらないのですが、にきびが赤みをおびて炎症を起こしているような段階以降に進んでしまうと跡になってしまう可能性があります。にきびが膿んでしまった場合に、自分で潰してしまう人がいますが、つぶしてしまうと跡が残る可能性が高くなります。背中は自分ではよく見えないために、背中をかいてうっかりにきびを潰してしまったり、下着などとの摩擦でにきびが潰れてしまうこともあり症状が悪化しやすい場所です。

にきびの炎症の後に色素沈着が起こることもあります。炎症によって皮膚の組織が損傷し、そこを保護するための肌の防御機能として、メラノサイトの働きが活性化します。メラノサイトは色素沈着を起こす色素細胞であり、にきびの炎症後にメラノサイトが集まってくることできび跡に色素沈着が起こってしまうのです。色素沈着はしみとなって残ってしまう場合もあります。炎症で赤みを帯びている状態を放置すると、このような色素沈着が起こりやすくなります。たかがにきびと侮らずに、すぐにケアをすることが必要なのです。にきびが赤く炎症を起こしている時に、刺激を与えると色素沈着は起こりやすくなります。潰さないのはもちろんですが、気にして触ったりするのも刺激になりますのでやめましょう。また、紫外線による刺激も色素沈着に拍車をかけることになりますんで、にきびがある時に日に焼かないことも大切です。

にきび跡はにきびの後遺症です。初期段階で正しく治療をすれば、にきびに後遺症は残りません。顔と違ってなかなか目の届きづらい背中ですが、背中ににきびができやすい人はこまめに背中の状態をチェックするようにし、にきびができたら初期の段階で治療をすることが大切です。それでももしにきびの状態が悪化してしまった時には、つぶさないこと、日に焼かないこと、これを守るだけでもにきびが跡になってしまうことをかなり防ぐことができるでしょう。